ブルーレイレコーダー・TV用外付けHDDを検討する。SeeQValtのメリット・デメリットをチェック 2018

こんにちは、日々息子くんのアニメや特撮を録画し続けるタカタカ家のブルーレイレコーダー(SONY BDZ-WZ550)がパンク寸前なので外付けHDDを検討するタカタカです。

パソコン用HDDと違いブルーレイレコーダー&TV用HDDは使用環境が違うため、おすすめのタイプも異なります。

ブルーレイレコーダー&TVにおすすめなHDD

基本は常時稼働する為、安定した給電、排熱が必要なのでポータブルタイプはよろしくないのです。ちゃんとAC電源供給できて排熱がちゃんとして24時間戦えるタイプのHDDがおすすめとなります。

容量はお好みですが、コスパ的には3TB当たりが高いかと思います。

互換性を考慮する方はSeeQVolt対応が要検討HDDです。

今までのレコーダー用外付けHDDは著作権保護技術の為、登録したレコーダー以外のレコーダーでは録画した番組の再生が出来ないようになってました。 SeeQValt対応レコーダーとHDDでは録画したレコーダー以外のレコーダーでも再生が出来るようになってます。 しかし、メーカー間の互換性が不透明だったり、通常利用で不便だったりとデメリットも多いです。

なので、SeeQValtのメリット・デメリットをまとめてみました。

SeeQValtメリット

1:互換性・買換時のデータ移行に有利 (基本は同一メーカー間)

同一メーカーのレコーダに買い換えた場合、HDDをそのまま付け替えれば録画した番組を見ることが可能
レコーダーが壊れた場合に、買い替えたレコーダー(SeeQVolt対応)でも見られる。

2:複数のレコーダー・TVを使用してるかたは付け替えが可能

リビングのレコーダーで録画した番組をHDDに移動して、寝室のレコーダに接続して見るなんて事が出来ます。

SeeQValtデメリット

1:HDDに直接録画出来ない

通常の外付けHDDなら直接外付けHDDに録画が可能なのですが、SeeQVoltのHDDは直接録画が出来ません。ブルーレイレコーダーからのムーブが必要になるのでかなり面倒です。

2:リモート再生出来ない

専用アプリを介してネット経由でスマホやタブレットで録画した番組を見る事ができません。

3:他メーカーとの互換性が不透明

どのもメーカーも基本は同じメーカーのレコーダー・TVのみ互換をうたってます。東芝くらいがPanasonicの対応TV・レコーダーを発表したくらいです。まぁ、メーカーが保証してないだけで実際は使えるレコーダーもありますが、不安ですよね。

要はSeeQVolt対応HDDはでっかいブルーレイメディアみたいな感じなのです。直接録画ができず、ネット経由で視聴もできない、ただ、別の同じメーカーのレコーダーでの再生ができるだけなので、互換性のメリットよりも、通常使用時のデメリットの方が多いと感じるので、通常の外付けHDDで内蔵HDDと同様の使い勝手で使用して、買換時は厳選してBDで移行するか、同じメーカー製のレコーダーを選んで引っ越しする方が総合的に良いと考えます。

または、レコーダーの買換時は録画データの断捨離の良い機会とあきらめるのも一つの考えかなと思います。

故障した場合は素直に諦める他ないので、BDDISKで保管したい番組は定期的に残すようにすると良いかと思います。

おすすめHDDは?

そんなわけで、通常のHDDが良いと結論付けた後は、おすすめのHDDをチェックして行きます。

おすすめ機能

1:レコーダー・TV電源連動機能

レコーダーやTVの電源と連動してHDDも起動する素敵な機能です。HDDつけっぱなしだとHDDに負担がかかりますし、エコじゃないので、連動機能は素敵です。

2:耐久性

長時間使用する可能性のある録画用HDDには耐久性がとても大切です。

3:静音性と冷却性はトレードオフ

ファンレスだと静音性は高まりますが、その分冷却性能は落ちますので、夏場の使用を考えると設置位置等を考える必要がありますので注意が必要です。

エントリーモデルのブルーレイレコーダーやTVにおすすめなHDDをチェックしてみました。

BUFFALO HD-LL3.0U3 BKF

おすすめポイント 
・レコーダー・TV電源連動機能搭載
・24時間録画対応
・大容量3TB(3TBが一番コスパが良い)
・ほぼ同機能のI-O DATAより¥2,000 程安い
・性能と価格のバランスが非常に良い
 レコーダー・TV用に非常におすすめ

Amazon価格 ¥15,500
(昨夜チェックしたら¥12,500程度だったのに朝見たらあがってました
のこ価格なら2TBモデルか上位機種のHD-LLD3.0U3が良いです)

価格コム最安値 ¥12,370

I-O DATA EX-HD3CZ

おすすめポイント
・レコーダー・TV対応
・薄型コンパクトモデル
・大容量3TB(3TBが一番コスパが良い)
・レコーダー・TV用機能より価格重視の方に

Amazon価格 ¥10,479

価格コム最安値 ¥10,385

まとめ

SeeQVoltの規格は通常の使い勝手が非常に悪い為、現状ではおすすめは出来ないかと思います。通常のAV対応のHDDの方が通常のレコーダーと同様に便利に使えます。やはりレコーダーは楽ちんが一番かなと思います。

あまり知らない方がSeeQVoltはレコーダー買い換えした場合も使えるので良いですよと言ったりしますが、デメリットもありますのでちゃんとメリット・デメリットを考慮して検討されるのが良いです。

レコーダー・TV用の外付けHDDは中身のHDDに拘らなければ24時間録画対応と電源連動機能があれば容量と価格で選んで問題ないかと思います。新しいモデルはよりコンパクトになってます。コンパクトになると熱がこもりやすくなるので、放熱性を強化と合わせて記載されてるのですが、実際使用して発熱を図っているわけではないので、どこまで放熱されているのかは不明と考えるので、ファンレスの場合はある程度クリアランスがあった方が個人的には安心かと思います。

容量は3TBが価格と容量のバランスが良いのでおすすめです4TBになるとぐぐっと価格があがります。後はレコーダー・TVによって3TB以上のHDDは非対応だったりアップデートが必要だったりしますので、購入前に必ずメーカーサイトで対応機種の確認をされる事をおすすめ致します。

 ※価格情報は2018年4月15日調べです。価格は税込み価格となります。Amazonはマーケットプレイスも含みます。価格は変動する可能性があり、在庫切れになるケースもございます。予めご了承くださいませ。