セキュリティーソフト・ウィルス対策ソフトの必要性のまとめ、Windows 10には不要?必要? iPhoneやスマホはどうなのか?

こんにちは、日々赤いパッケージや黄色いパッケージを販売しているタカタカでございます。よくお客様からはセキュリティー・ウィルス対策ソフトって必要ですか?と質問されます。

今回は、パソコンやスマホに必須と言われているセキュリティーソフトの必要性を確認してみたいと思います。

セキュリティー・ウィルス対策ソフト導入のデメリット

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最初にセキュリティーソフトを導入するにあたってのデメリットを確認して行きます。

1:コストが掛かる

通常の方のデメリットはコストだと思います。メジャーなセキュリティーソフトであるウィルスバスターやノートンであれば、3年版で¥10,000程度かかります。年額に換算すると¥3300程です。ネットを行う間は利用し続ける形になるかと思われますので、毎年かかるコストになります。パソコンを新規に購入される方はパソコンの価格と月額の通信費に加えてウィルス対策費も考慮しないといけません。

2:パソコンが遅くなる

古くからパソコンを利用されていて、情報がアップデートされてない方は今でも、ウィルス対策ソフトを入れるとパソコンが重くなると考えている方もいらっしゃいます。

現在のウィルス対策ソフトは昔とくれべて非常に軽くなっております。起動に数秒、アプリ起動に1秒以下の差程度まで軽くなってますので、実用上は問題ないレベルにあると思います。

セキュリティー・ウィルス対策ソフト不要論

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次に、セキュリティーソフトなど無くても良いとの考えを見てゆきます。

1:ウィルスにかかったことないから不要

デメリットでは無いですが、こういった方もいらっしゃいます。以前と比較してwebでのウィルス感染は検索サイトが危険なサイトを排除したりしてるので、悪意のあるサイトに遭遇する事は少なくなっているかと思います。
しかし、最近は1台のPCから感染して個人情報を取得し、その人になりすまして友人や同僚、取引先にウィルスを仕込んだメールを送り更なる拡散を施しますので。

ウィルス対策ソフトの無い環境だと友達からメールが来てオススメサイトのリンクがありそこをクリックしたらはい感染となったりする危険があるのです。

お客様に説明する場合はウィルス対策ソフトは保険みたいな物だと案内してます。ネットを行う限りリスクは必ず存在します。いままで大丈夫だからと言って今後も大丈夫だと言う保証は無いのです。人間の病気やパソコンの故障と同じリスクと考えるとわかりやすいかと思います。後は、そのリスクの大きさとコストを比較して検討が大事だと思います。

2:Windows10 には不要

Windows7時代にウィルス対策ソフトを使用しないユーザーが多く、ウィルスに感染されまくって大変だったので、OS標準である程度の対策をしないと非常に面倒だといわんばかりに、Windows10にはMicrosoftが標準でWindows Defenderと言うウィルスやマルウェア等を感知して削除する機能を搭載しました。

これに関しては、Microsoftが旧OSからWindows10にアップグレードを施す際に、旧OSに比べてセキュリティーが安心ですよ〜っと強調していた為、その部分だけ聞いて、じゃぁウィルス対策ソフトいらないんじゃねってなっている方々がいらっしゃいます。

実際のところは、調査機関のテストの結果によると有料ウィルス対策ソフトに比べて「やや劣る」レベルのようです。まだ、専用ソフトメーカー方がウィルス検出力も高く検出する為のパターンデータベースも優れております。最近は未知のウィルスや亜種・希少種等が多いので、これらのちょっと変わったタイプをウィルスとして検出できるエンジンの違いもありウィルス対策ソフトの方が勝っているのが現状かと思います。

まぁ、今後は不要になるレベルになる可能性は高いと思いますが、現状は市販のウィルス対策ソフトの方が効果的だと考えます。

ウィルスに感染した場合のリスク

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では、ウィルス対策ソフトをインストールせずにウィルスにかかってしまった場合どのようなリスクが生じるのかを確認します。

リスク①:個人情報が奪われる

1番危険で被害が大きいのがこれです、特にネットショッピング等でしようしたクレカの情報が奪われれば不正に利用されると非常に大変な事になります。

登録してあるアドレス情報を奪われて、自分のふりをされて友人等にメールでウィルスをばらまかれたりされる可能性があります。

リスク②:パソコンのデーターをロックされる

ちょっと前に流行った、ランサムウェアのWannacryが有名ですね、パソコンの権限を奪ってロックしてパソコンのロックを解除してほしくばAmazonやiTunesの番号や仮想通貨等を要求される身代金型ウィルスです。

リスク③:常に中国とかのサイトを経由される

軽いタイプのウィルスでブラウザのHome設定や検索エンジン設定が中国のサイトに変更されて、勝手に中国のサイト経由されて広告等を踏まされるタイプ。

リスク④:アプリの購入を要求される

勝手にアプリをインストールされて、あなたのパソコンが危険な状態ですとかウィルスに侵されました等、ポップアップメッセージが出てきて有料アプリの購入を施されるタイプです。

1,2のタイプは出会ったことはあまり無いですが、3,4のタイプで感染されてお持ちになられる事がままあります。

3のタイプはパソコンが遅くなったとお持ちになられてみてみると様々なウィルスやらアプリやらが入っていてブラウザも中国語のバーが入ってたりと酷い状態になっている事が多いです。4のタイプはポップアップメッセージを消しても消しても出てくるのでお持ちになられる感じです。

どちらもウィルス対策ソフトは入ってないか入っていても更新されてない状態なので、ウィルス対策ソフト非導入だとネットの利用方法にもよりますが感染のリスクはあるのだと感じます。

セキュリティソフトが不要な環境とは?

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そもそもセキュリティソフトが不要だと思われるパソコンの使い方はどんな使い方なのかを見てゆきます。

1:ネットに接続せず、スタンドアロンで使用するパソコン

たまに、いらっしゃいます。ネット非接続で使うパソコン、セキュリティ的にネットから遮断したい場合が多いですが、ネット環境が無いし、ネットもやらない、ワープロとしてしか使わない等、レアな使用方法なパターンですが、こういった方はウィルスに感染する可能性は非常に低い為、ウィルス対策ソフトは不要でも大丈夫かと思います。

2:パソコンの使用・管理方法を徹底する

わたしも昔、ウィルス対策ソフト無しでパソコンを使用していた時期があります。
その際に、徹底した管理で例えウィルスに感染してもリスクを最小限にするような運用をしてました。

セキュリティソフトを使わないパソコンの使い方
  1. ネットで買物等しない
    今ほどネット通販がメジャーじゃない時代だったのです。もちろんクレカ情報等入力しません。
  2. 個人情報をパソコンに入れない
    名前や住所、電話番号等の情報は入れてなかったです。
  3. まとめサイトやアングラさいと・アダルトサイト等に行かない。
    安全だと思われるサイトしか見ないようにしてました。

まぁ、個人情報をパソコンに入れないので取られようもなく、感染したらリカバリーすればいいやの考えてやってましたが、やはり面倒になり、パソコンを便利に使用するには個人情報やカード情報をパソコンで入力する必要がある為、個人情報が取られるリスクを考えるとウィルス対策ソフト導入のコストは必要経費かなと考えて今では、ウィルス対策ソフトを導入しております。

おすすめなセキュリティーソフト・ウィルス対策ソフトは何か?

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2019年現在はまだウィルス対策ソフトは導入した方が良いかと考えます。それでは、どのソフトがおすすめなのか見てゆきます。

ウィルスバスタークラウド

Trend Microのウィルス対策ソフトで日本で1番売れているソフトでもあります。

参考 トレンドマイクロ ウィルスバスター クラウドTrend Micro

サポート体制がしっかりしてるのでパソコンとかよくわからないなんて言う初心者の方におすすめです。日本でのシェアNo.1なので日本で流行している脅威に対して強い印象があります。

ノートンセキュリティ

海外出張も多い方におすすめ、世界シェアNo.1の安心感、ウィルス検出率もトップクラスです。Macにも強いのでMacも使用している方にもおすすめです。動作も軽い部類になるのでマシンのパフォーマンスに影響も与えにくいです。

参考 ノートンセキュリティSymantec

ESET

軽くてお安いのがポイント。動作の軽さは定評あり、そしてお値段はウィルスバスターやノートンの半額程度、1台のみなら更に安い。ウィルス検出率はノートンやバスターより少々劣るようです。

参考 ESETインターネットセキュリティESET

マカフィーリブセーブ

台数無制限がポイント、全てのデバイスに入れ放題なので家族で使用する場合はおすすめです。富士通PCなら3年版が無料で付いている。だがしかし、遅いとの印象がいまだにあります。アンインストールする場合も1番しつこかったりしてちょっと残念な感じです。

参考 マカフィーリブセーフMcAfee

iPhoneにセキュリティーソフトは必要なのか?

iPhoneはウィルスに感染しない?

昔はiOSには構造上ウィルスの侵入をされないようにしており、更にはウィルス対策あソフトのウィルススキャンすらさせないので、不要との事だったのですが、2018年現在はどうなっているのでしょうか?

iPhoneはウィルスに感染しないようにしている方法として、AppStoreからダウンロードしたアプリしかインストールできないようになっている点があります。Appleが認めたアプリがインストールされる仕組みなので安全ですよって事です。(ジェイルブレイクとかすると駄目ですけど)更に昔はiPhone用のウィルス自体が全然無かった事もありました。後はiOS自体ブラックボックスでウィルスに感染されないようできてるってのもありますが、世の中絶対とかはありえないですよね。

ワンクリック詐欺・フィッシング詐欺に注意

ウィルスには感染しないようですが、ワンクリック詐欺やらフィッシング詐欺サイトとなるとiPhoneも関係なく個人情報が取られてしまうので、ウィルス対策というよりか、総合セキュリティーソフトとしてウィルス対策ソフトの導入は必要かと思います。

ネットに詳しくて、詐欺サイト等にもだまされないぞって方には不要ですが、最近は非常に巧妙なのでiPhoneやスマホにもウィルス総合セキュリティソフトの導入はするべきだと思います。

iPhone・スマホにもウィルス対策ソフト(総合タイプ)は必要

パソコン以上に個人情報の固まりであるiPhone・スマホにはセキュリティソフトは入れた方が安心です。幸い最近のセキュリティーソフトはPC・Mac・iOS・AndroidとマルチOS対応で、3台とか複数の端末にインストールできる為、iPhone・スマホにも入れておくべきだと考えます。

まとめ

2019年現在のネットの利用として、個人情報やクレカ情報はパソコンでの入力は避けることは出来ないと考えます。避けることも可能ですが、不便さが勝るかたちになるので、便利に利用する為には安全を確保する必要があり、その為にはウィルス対策ソフトが必要かなと考えるのです。

個人的には保険的な位置づけかと思います、ウィルス対策無しで運用して万が一個人情報が抜かれた場合のリスクを考えると、セキュリティーソフトの導入はお安い経費かと思います。後はどのソフトを導入するかになります。理想は各ソフトの体験版を試してから本格導入がおすすめです。まれにセキュリティーソフトの相性が悪くて非常に重くなる場合もあるので注意が必要です。