キャッシュレス 2019 QRコード・電子マネー・クレジットカードのメリット・デメリットをチェック致します。

こんにちは、キャッシュレス推進派のタカタカです。昨年のPayPay祭りで一気に話題になったQRコード決済軍ですが実際のところはどうなのでしょうか?

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個人的には20%チャージには非常に魅力を感じてPayPayを使ってはみましたが、それ以降は特に使用せず、チャージされた分を使ったら特に使わないんじゃないかって思うくらいです。

それは何故なのか?やはり他のキャッシュレス支払いと比べてメリットが少ないと感じるからだと思います。

後は、支払い方法が多数あるのは良いのですが多すぎるとどれを使ったらよいかわからなくなってしまいます。

今回は現在複数あるキャッシュレス支払い方法の違い、メリット・デメリットを見てゆきたいと思います。

 

まずは、キャッシュレス払いのメリットデメリットから

キャッシュレスのメリット

①簡単・便利・お財布のスリム化

②支払いに時間がかからない

③ポイントが貯まったりお得

キャッシュレスのデメリット

①停電等の災害時に利用できない

②サーバーエラー等、施設障害時も利用できない

③紛失・盗難の場合は対応が面倒

ざっと考えられるのはこんな感じかと思います。現金がかさばらず、会計分だけ支払うのでレジもスピーディーです。現金と違ってポイント等貯まるのでお得です。

デメリットは非常事態に弱いのと便利な反面紛失・盗難時も便利に使われてしまうリスクがあります。

主流な4種類のキャッシュレス支払い方法

現在は主に3種類の支払い方法があります。

・QRコード系

今、話題で様々な種類のPayがあり、今年も更に増えるようです。お隣中国ではメインなキャッシュレス支払い方法となっており、今後は日本でもメインなるのではと考えられております。

PayPay・LinePay・楽天Pay・d払い等

・電子マネー系

QRコードも電子マネーですが、QRコード以外の電子マネーな感じとします。主にFeliCaを使用した非接触型です。クレジットカード必須タイプは別枠にしております。

Suica・nanaco・WAON等

・クレジットカード紐づけ系

クレジットカードを紐づけてスマホで決済するタイプもあります。

ApplePay・GooglePay・QUICKPay等

・クレジットカード

キャッシュレスの元祖なクレジットカード、一番普及している支払い方法です。

VISA・Master・JCB等

それぞれの特徴、メリット・デメリットを見てみます。

QRコード系

スマホが必須な支払い方法です。支払い方法は2種類あります。

①スマホに表示される「コード」をレジで読み込んで支払いをするタイプ

②店舗に表示している「コード」をスマホで読み込んで支払いをするタイプ

これはお店によって違います。PayPayだとファミリーマートは①のスマホのコードを読むタイプで、ビックカメラは②のお店のコードを読むタイプです。

お客さんのメリットで言うと①のタイプが楽です。自分のコードをピッと読んで貰えば支払い完了になります。②のタイプは支払い金額を入力する手間がかかり、入力ミスの可能性もあるので正直面倒です。ただ、お店側のメリットが大きいです。極端な例で言うとタブレットとQRコードだけあればQRコード決済の導入が可能になるからです。

QRコード系のメリット

①QRコード決済ができるお店が今後大きく増加する可能性が高い、将来性が高い。

②スマホと銀行口座の紐づけで利用可能、クレジットカード無しでOK

お店の初期投資費用が少なくすむので、個人店舗や露天・無人店舗でも導入が可能になります。電子マネーやクレジットカードは専用の端末と契約が必要となる為非常に導入にコストがかかります。そこがクリアされる為、様々な場所でQRコード決済ができるようになり、結果キャッシュレス化が進みやすくなります。

キャッシュレス化は政府が推進していますし、様々な場所でQRコード支払いが可能になれば現金を持たずに生活ができるようになるメリットがあります。

基本、銀行口座からチャージして使う為クレジットカードを持たない人でも利用可能になります。これも、多くの場所で多くの人が利用できる点が良いです。

 

QRコード系のデメリット

①スマホが無いと使えない

②現在は利用できるお店が少ない

③支払い方法が若干面倒くさい(お店のQRコードを読む場合)

スマホが無いとサービスを利用できないのが一番のデメリットです。ガラケーの人や御年配の方、子供等は利用できないです。

基本はチャージして使うのですが、PayPayはクレジットカードを紐づけしてスマホだけで高額決済ができて非常に便利だったのですが、セキュリティの問題で現在は様々な制限ができております。個人的にはクレジットカードの紐づけは非常に便利なので、スマホならではの生体認証とかでセキュリティの部分をクリアにして使えるようにして欲しいと思います。

キャッシュレス支払い方法としては後発なので、他のサービスと比べて利用できるお店がまだまだ少ないです。ただ、上記のように今後大きく利用可能店舗を増やせる下地はあるので、ここが逆転すると大きなメリットに変わります。


 

電子マネー系

日本で普及している電子マネー、JRのSuicaやセブン系のnanaco、イオン系のWAON等をメインにコンビニや家電量販店、飲食店で利用可能です。

通勤、通学に電車やバス等の交通機関を利用していればほぼお持ちになられてるくらいかと思います。

電子マネー系のメリット

①非接触型カードにチャージして使用する為、誰でも利用可能となります。

 大人も子供も御年配の人も大丈夫。

②交通系、商業施設との親和性が高くその機関を利用する人には便利に使える

③チャージして使うので紛失しても被害は少ない(オートチャージを除く)

電子マネーでお客様が使用するには一番ハードルが低いです。簡単な申込みで利用できて、チャージも駅やお店等で可能です。近くのコンビニやスーパー等最寄りの店舗での利用に適しております。

電子マネーのデメリット

①高額決済ができない等、色々制限がある

②店舗での初期導入費用が高い為、小規模店舗では利用できない事が多い

③チャージするのが面倒

簡単に申し込みできて、誰でも利用可能な為、高額決済やチャージするのに制限があります。

基本は高額決済用ではなく普段のお買い物用的な感じの利用目的となります。駅の売店、コンビニ、スーパー等での生活用品向けなので、高額決済をするには不向きです。

お店側からすると専用端末の設置が必要なので導入のハードルが高く、小規模店舗ではなかなか導入はすすまないかと思います。

クレジットカード紐づけ系

ApplePayがメジャーかと思います。はまれば非常に便利なのですがはまらないと使いみちが微妙な感じになります。

クレジットカード紐づけ系のメリット

①クレジットカードと紐付いている為、高額決済が可能

②スマホで決済できるので簡単で便利

個人的にはApplePayでSuicaを毎日利用しています。もう必須な機能です。っていうかAppleWatchが便利なのかもしれません。

クレジットカード紐づけ系のデメリット

①利用できる店舗が少ない

②店舗での初期導入費用が高い

デメリットはここが一番多いかと思います。他の支払い方法に比べて利用できる店舗が圧倒的に少ないです。ただ、ApplePayのSuicaは毎日使ってます。そういう人は多いかと思います。利用可能店舗の拡大と、利用可能サービスの増加が肝かと思います。

クレジットカード

昔からある基本のキャッシュレス支払い方法です。説明は不要ですかね。

クレジットカードのメリット

①使用できる店舗が多い

②高額支払いもOK

利用可能な店舗はクレジットカードがやはり一番多いかと思います。そしてシェアも高いのですが、新しい決済モデルの利便性には及ばない点も多いです。

クレジットカードのデメリット

①クレジットカード作成に審査がいる

②店舗によってはサインが必要だったりして面倒

③紛失・盗難・スキミング等のリスクが多い

 審査に受からないとカードを所持できないので人によっては利用不可となります。ICカードタイプにカードと店舗の端末が対応していればサインレスですが、旧端末だとサインが必要だったりするので微妙です。

カードと言う物理的な媒体を使用し、高額支払いが可能な為、紛失・盗難やスキミング、ネット等での流失時のリスクが他のサービスと比較して高いかと思います。

まとめ

現段階だとQRコード決済サービスはまだまだで、昨年末のPayPayの20%キャンペーンのような強力なキャンペーンでもなければ継続して利用するメリットは少ないです。

まずは、利用できる店舗がSuica等よりも多くならないとわざわざ使う気にはならないかと思います。逆に、使える店舗が今後飛躍的に増えれば一気に主流になる可能性は秘めているかと思います。

わたしの現状の利用法はクレジットカードを使用しつつ、駅とコンビニはSuicaを使い、お得なキャンペーン発動時にQRコード決済を使用するのが良いかなと考えております。

個人的には、PayPayでもLINEPayでもAppleWatchに対応して、AppleWatchもQRコード専用カメラを搭載して利用可能になれば絶対使うのですがAppleさん如何でしょうか?