こんにちは、タカタカです。Microsoftのブログで噂の小型版 Surface 「Surface Go」が発表されました。価格は399ドル〜なので日本円で¥44,000程度からの販売になります。
現行のSurface Proの一番安いモデルがCore m3で¥105,800(税抜)ですので半額以下の価格設定は非常にインパクトがあります。がっつり第6世代iPadに対抗意識でております。そして、今年後半とか言われておりましたが以外に速い発表&発売です。恐らく9月のAppleの新製品発表で新iPadが出る前に出しておきたかったんだと思います。
打倒iPadに燃えております。
追記:日本向けはOffice Home&Business 搭載で64GBが¥64,800(税抜)128GBモデルが¥82,800(税抜)となりました。Officeが2万円と考えると妥当なのですがちと残念です。400ドルSurfaceと言うことで低価格を押してたので、できればOffice無しモデルも欲しかったです。
追記:大手家電量販店の一部で先行展示が開始されました。実機を触ってのレビューを書きましたので。宜しければご覧くださいませ。
Surface GoはAppleの第6世代iPadの対抗機として開発されたモデルで10インチで400ドル程度とされてました。ただ、実際のところはiPadはタブレットでSurface GoはパソコンのWindowsなので正直単純にどっちが良いとは言えないです。利用目的によってタブレットが良いのかパソコンが良いのか変わりますからね。
ここいらへんのタブレットとパソコンに関しては以前ブログに記載しておりますので、宜しければご確認ください。
それでは発表された内容をまとめて見てゆきます。
Contents
Surface Go 基本スペック
CPU:第7世代 Pentium Gold 4415i 1.6GHz 2コア4スレッド
メモリ:4GB / 8GB
ストレージ:64GB(eMMC)/ 128GB / 256GB(SSD)
液晶:10インチ 1,800×1,200ピクセル PixelSesneディスプレイ
カメラ:アウトカメラ800万画素
インカメラ500万画素 顔認証(Windows Hello)対応
バッテリ:約9時間
サイズ:245×175×8.3(mm)
重さ:約522g
その他:
USBtype-C、MicroSD
キックスタンド
Surface Pen対応(筆圧感知4,096段階)
タイプカバー(プレーンは約¥11,000ドル、アルカンターラ約¥14,000)
価格:64GBモデル 399ドル(約¥44,000)
128GBモデル549ドル(約¥60,000)
256GBモデル?
日本版:64GBモデル ¥64,800(税抜)
128GBモデル ¥82,800(税抜)
発売時期:
米国 7/10 予約開始 8/2 発売
日本 :7/12 予約開始 8/28 発売
追記:Office Home&Business 2016版がついたので2万円程価格が高くなってます。400ドルから大きく遠のいたしましちょっと残念です。こうなると、Surface Proのm3版との比較する感じになりますが、タイプカバー入れると、m3のタイプカバーセットモデルが¥92,800(税抜)でしたので価格で負けてしまいます。
コンパクトさと軽さは勝てますが、性能と価格のコストパフォーマンスはちと悪いかと思います。価格と性能重視の場合はm3のタイプカバーセットモデルを探すのが吉です。
基本性能を見る
CPUのPentium Gold 4415iがどの程度なのか未知数ですが、Yシリーズのモバイル用タイプなのでCore m3に近い性能だと思われます。最安モデルでもメモリは4GBあるので、インターネットやOfficeソフトを使用するのであれば問題ないレベルだと思います。ただ、ストレージを64GBで選ぶとOSのアップデートが微妙になるので、ある程度ちゃんと使用するなら128GBモデルが必要になりますが、SSD128モデルが549ドルとの事なので、¥60,000くらいとなるとちと高いかなぁと感じます。できれば価格差は¥10,000以内にして欲しいです。Pentiumでメインマシンはちと厳しいかと思いますので128GBが丁度よいかと考えます。
2015年に発売されたSurface3との違い
サイズは10.8インチでCPUはATOMで下位モデルはメモリ2GBで正直遅くて評判はいまいちでした。今回のSurface GoはCPUはPentiumと4GBメモリがデフォルトなので性能アップしており、コンパクトで価格は安くなっているので非常にお買い得なのがわかります。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4037664/surface-surface-3-specifications
気になるポイント
Surfaceの名を語るだけあってディスプレイ性能はちゃんとしております。PixelSensディスプレイでSurface Pen対応で筆圧感知もSurface Pro同様の4,096段階なのでiPadに引けを取らないです。
SurfaceProと同様キーボードであるタイプカバーは別売りですが、恐らく同様の打撃感を得られると考えると通常のパソコンと同様の使用感になりますし、キックスタンドを装備しえいるのでちゃんとSurfaceするかと思います。
インターフェースはUSBtype-Cですが、充電はSurface connectとなる為、USBtype-Cでの充電ができるかは不明です。できればUSBtype-Cで充電できるとモバイル性能は非常に高くなるので期待したいです。
Officeの搭載は気になるところです。今までのMicrosoftの流れだと10インチ液晶モデルにはOffice mobile をプリインストールしているので、Surface Goも同様になる可能性があります。Office mobileは通常のOfficeと比べて機能制限があり基本は簡易編集が可能レベルなのでビジネス利用には難ありです。ビジネス利用の方はOffice365を推奨する感じかと考えます。
Surface Goはこんな人におすすめ
1:学生
学生でレポートや卒論作成にパソコン利用する場合はSurface Proはおすすめになります。サイズもコンパクトで軽くインターネットやOfficeアプリを使用するには十分な性能を持っている。Officeもレポート作成ならOffice mobileで大丈夫かと思います。
なんといっても価格が安いのが決めてです。最小構成にタイプカバー入れて¥54,800 なら非常にお買い得です。
追記:残念ながらOffice付きで64GBモデルが¥64,800(税抜)、128GBモデルが¥82,800(税抜)となりました。残念。
2:ビジネス用サブモバイル
ビジネスユーザーのモバイルサブマシンとしても優秀かと思います。理想はOffice 365 soloを利用していて、Surface GoにもOffice 365を使用できると、薄くて軽いOfficeアプリが使用できるセカンドマシンとして活躍できるかと思います。
追記:Officeは搭載されているので、コンパクトで軽量なモデルとしてなら良いかと思います。現在10インチで普通にOfficeが使える性能のモデルは無いです。殆どATOMになります。
3:iPadを買おうとしてる人
インターネットとYouTube等の動画見るしかしないからパソコンじゃなくてiPadが良いかなって考えている方にもSurface Goはおすすめできます。Microsoftもこの層にアピールしたいのでがっつり価格を合わせてきております。
Surface Goならインターネットと動画鑑賞に加えて、Officeアプリを使用してのドキュメントファイルの作成等、作業も可能になります。この点はiPadの苦手とする部分なので、有効なポイントとなります。iPadと違ってキーボードが使える点もポイント高いです。iPadは上位機種のiPad Proじゃないと専用キーボードが使用できないですからね。
追記:価格的にiPad Proと検討する価格帯になってます。ただ、タイプカバーは¥11,800〜なので、Proと比べると安いです。しかしiPadキラーにはならないのが残念です。日本だとコンセプトがちとずれてると思います。
まとめ
まだ日本版の詳細が不明なのですが、大枠は固まっているかと思います。後は128GB版と256GB版の価格設定とOfficeの有無がどうなるかが非常に気になるところです。
Pentiumなら2コア4スレッドなのでCeleronより高性能なのでSSD搭載モデルならデータの読込速度も速い為、通常利用であればそれ程速度の遅さを感じる事は無いかと思います。もちろん動画編集やPhotoshopやIllustrator等の重いアプリには向きませんが、普通の人がパソコンで使うインターネットやEXCEL Word等のOfficeアプリを利用するのだったら問題ないです。
Surface Penも使用できる為、今、iPadとApple Pencilをセットで買っているパターンと同様にタイプカバーでは無く、Surface Go とSurface Penをセットで購入してタブレットとペンで使用するのも有りかと思います。
今まで以上に多くのユーザーがSurface Goを選択するようになる可能性を秘めていると感じております。他メーカーには驚異でしょうがユーザーとしては非常に楽しみです。数週間後の日本版の発表がとっても楽しみです。
追記:翌日発表は驚きましたが、Office付き¥20,000の価格アップは残念です。400ドルSurfaceだから話題になったのに、この価格だと単なる小型Surfaceがラインナップに加わっただけです。m3みたいにタイプカバーセットモデルが安価で出れば購入を検討したいかなと思います。ただ、10インチクラスのコンパクトで軽量なWindowsマシンをお探しの方には良いかと思います。ただ、値段は少々高いです。
Surfaceに関してはおすすめ記事を以前書いておりますので宜しければ御覧くださいませ。